2019年選抜高校野球　九州地区 21世紀枠推薦校・選出予想

2019年選抜高校野球 21世紀枠推薦校一覧・選出予想

明治神宮大会が終わり、2018年の高校野球シーズは間も無くオフシーズンへと突入します。

年が明ければ、高校球児にとって憧れの地でもある春の甲子園が待っています！

年明け2019年1月25日には、選考委員会の中で出場校が決まります。
秋季大会の結果、神宮大会の結果からある程度当確ランプが付いている学校もありますが、ギリギリのラインのチームもいくつかあります。

そして、選抜高校野球の中には21世紀枠での甲子園出場にも望みがあります。

2018年11月16日には、各都道府県から推薦校が出揃いました。
ここから各地区ごとに絞られ、1月25日には、一般先行枠と21世紀枠での出場校も発表されます。

この記事では、21世紀枠推薦校一覧や、選出予想など、2019年選抜高校野球の21世紀枠に関する情報をまとめています！

2019年選抜高校野球　２１世紀枠

２１世紀枠とは、2001年から設けられた制度で、21世紀最初の年であることに因み、2001年開催の第73回大会から設けられた制度です。

2018年11月14日現在、各都道府県から代表推薦校が順次発表されています。

選考は各都道府県の高野連が推薦校1校を選出
そこから各地区（全国9地区）の代表推薦校となった高校の中から3校（東日本〜東海以東・西日本〜近畿以西各1校、その他1校）が出場校に選出されます。

11月16日、46校の21世紀枠推薦校が出揃いました。
ここから、12月14日に東北、関東・東京、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州の各地区で1校に絞られます。

北海道と合わせた9校が最終的な候補校として発表されます。
2109年1月25日に行われる出場校選考委員会で、この中から3校が21世紀枠として選出される狭き門となっています。

21世紀枠推薦校は46校、内私学が3校、公立は43校になっています。

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鉄男

九州地区の21世紀枠についてまとめています！

九州地区21世紀枠　福岡推薦校　鞍手高校

福岡高野連から推薦を受けたのは、鞍手高校
偏差値59-65 福岡県内でも上位の進学校になります。

2018年秋季福岡大会では、5回戦敗退でベスト16
福岡は参加校数が130校を超えていますので、ベスト16でも十分評価されます。

推薦理由として、今年８月以降、校内の専用グラウンドが工事のため練習に使えない環境で、県ベスト１６の成績で強豪校に惜敗していることと、戦いぶりと学業との両立が評価されています。

九州地区21世紀枠　佐賀推薦校　鹿島高校

佐賀高野連から推薦を受けたのは、鹿島高校
偏差値43-57

2018年の選手権佐賀大会では、2回戦敗退
2018年の春季佐賀大会では、2回戦敗退
2017年の秋季佐賀大会では、3回戦敗退
2017年の選手権佐賀大会では、準決勝敗退
2016年の選手権佐賀大会では、準々決勝敗退

秋季大会では、準々決勝で敗退しベスト8
推薦理由として、昨夏の佐賀大会でベスト４入り、今秋の佐賀大会でベスト８入りするなど近年好成績を残し、文武両道を高いレベルで実践している点も評価

九州地区21世紀枠　長崎推薦校　鎮西学院高校

長崎高野連から推薦を受けたのは、鎮西学院高校
長崎県諫早市にあるキリスト系の私立校で偏差値41-56

秋季県大会では準々決勝で敗れベスト8
試合内容は、佐世保実業に延長13回タイブレークの末負けています。

2018年の選手権長崎大会では、準々決勝敗退

推薦理由として、秋季大会でベスト8  始業前に地域清掃や学校周辺へのあいさつに積極的に取り組んでいる点を評価

九州地区21世紀枠　熊本推薦校　熊本西高校

熊本高野連から推薦を受けたのは、熊本西高校
学科内専門コースとして「普通科 体育コース」がある。

秋季県大会では、準優勝
九州地区大会では、準々決勝で日章学園に敗退しベスト8入りしています。

推薦理由は、県秋季大会準優勝に加え、九州地区大会で強豪校「佐賀学園」を初戦で破りベスト8入りを評価
小学生への野球教室など地域との交流も評価されています。

11月18日、熊本西高校では、とてもショッキングな事故が起きてしまいました。

九州地区21世紀枠　大分推薦校　津久見高校

大分高野連から推薦を受けたのは、古豪「津久見高校」

1967年春と72年夏に甲子園優勝実績を持つ古豪「津久見高校」
「古豪」と呼ばれる理由は、津久見高校は、選手権出場12回、優勝1回、選抜は、出場6回、優勝1回の実績があります。

秋季大会では、３位決定戦で日本文理大付に敗れはしたもののベスト4入り

2018年の選手権大分大会では、準々決勝敗退
2018年の春季大分大会では、準々決勝敗退
2017年の秋季大分大会では、2回戦敗退
2017年の選手権大分大会では、1回戦敗退

九州地区21世紀枠　宮崎推薦校　都城西高校

宮崎高野連から推薦を受けたのは、都城西高校
偏差値57-58を要する学力の進学校で、県内でもトップクラスの学力です。

秋季大会ではベスト8入り

2018年の選手権宮崎大会では、1回戦敗退
2018年の春季宮崎大会では、3回戦敗退

推薦理由としては、平日の短い練習時間の中で、秋季宮崎大会でベスト８入り
校内や地域の清掃活動、ボランティア活動などに取り組んでいることが評価されています。

九州地区21世紀枠　鹿児島推薦校　川内高校

鹿児島高野連から選出されたのは、川内高校
鹿児島県立川内高校は、薩摩川内市にある公立の進学高校で偏差値55

秋季大会では、神村学園に敗れベスト8入り

2018年の選手権鹿児島大会では、4回戦敗退
2018年の春季鹿児島大会では、準々決勝敗退
2018年の春季鹿児島大会では、4回戦敗退

2016年の選手権鹿児島大会では、準決勝で敗退しています。

推薦理由としては、秋季鹿児島大会で神村学園敗れ敗れたものの８強に進出したこと
創立１２１年の歴史と伝統を持ち、近年安定したチーム力を維持していることなどが評価されています。

九州地区21世紀枠　沖縄推薦校　普天間高校

沖縄高野連から推薦を受けたのは、普天間高校

推薦理由は、県秋季大会でベスト8入り。
文武両道を掲げ、グラウンドを全面使用できるのは週に一度の環境の中、工夫して練習している点などが評価されています。

2018年の選手権沖縄大会では、3回戦敗退
2018年の春季沖縄大会では、2回戦敗退
2017年の秋季沖縄大会では、2回戦敗退

九州地区　21世紀枠　勝手に予想

九州地区からの21世紀枠は、各県から選出された8校から1校に絞られます。

成績から見ると、熊本から推薦を受けた「熊本西高校」が優勢と思われます。
県準優勝、九州地区大会ではベスト8入りしているので、高評価です。
ショッキングな事故が起こっただけに、甲子園の切符を掴んでもらいたい感もあります！

2019年　21世紀枠　選出スケジュール

2018年12月14日に各地区から１校選出され、９校に絞られます。

2019年1月25日に選考委員会で３校が21世紀枠として甲子園へ出場が確定します。

３校の内訳は、

東日本から１校
西日本から１校
地域を限定せずに１校

■21世紀枠選考基準
・少数部員、施設面のハンディ
・自然災害など困難な環境の克服
・学業と部活動の両立
・近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない
・創意工夫した練習で成果を上げている
・校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている