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「https」化後に検索クリックなし?サーチコンソールとアナリティクス設定が必要!?
「https化」しないとアクセス減るらしい。
そんな情報がネット上やtwitter上で目にする機会が増えてきました。
天下のGさんが、「httpsページを優先的にインデックスする」なんて言っていたり・・・
もはや「https化」は避けられない状況かもしれないという勝手な自己判断から、このブログもhttps化を進めてみました。
そもそもhttps化がどんなメリットがあるのかも分からぬまま進めた結果、無事に「https」から始まるサイトに生まれ変わりました。
使っているサーバーは、「ロリポップ」でしたので、諸先輩型の開設ブログもあり比較的簡単に作業が終了しました。
ほとんどの「https化」する開設ブログは、丁寧に記載されているので参考になります。
ただ、全てが解決するのかというと・・・
https化は成功したものの、サーチコンソールやアナリティクスについて設定が必要とまで説明している記事に出会うことがなく、気がついたらサチコの検索クリックはずーーーっとゼロ!
色々調べてみると、https化した後に、サチコとアナリティクスの設定も変更する必要がある事が分かりました。
せっかくなので、「https化」した後のサーチコンソールとアナリティクスの設定変更についてまとめてみたいと思います。
この記事は、こんな方におすすめ
- 「https化」後の穴リティ区の設定方法を知りたい人
- 「https化」後のサーチコンソールの設定を知りたい人
- 「https化」後に、サーチコンソールの検索クエリがゼロで悩んでいる人
常時SSL化 「https」てなに?
そんな知識レベルから始まった「https」への変更作業
ホームページURLの先頭部分の「http」を「https」に変更することで、ウェブサイト運営におけるセキュリティー対策になるそうです。
「https化」する事を、「常時SSL化」とも呼ばれ、データの改ざんやサイト改ざん、なりすまし防止など、セキュリティーが向上します。
と、最初は思いましたが、直近の2017年には、企業・個人サイトを問わず150万を超えるサイト改ざん被害が出ているようです。
素人には詳しいことは分かりませんが・・・
世の中には、ワードプレスを使ったサイトが非常に多く、重大な脆弱性が見つかり、弱みに付け込んだ悪い第三者が次々と多くのホームページを勝手に書き換える操作を行ったとか・・・
他人事に思っている出来事が自身の身に降りかかる事も想定しておかないと大惨事になりかねないです。
セキュリティー対策にもなると言われている「常時SSL化」ですが、それ以外にもSEO対策になるとも言われています。
天下のGさんが公言していますので、検索上位食い込んでいける可能性があります。
SSLとかhttpsとか、詳しくない人にとっては、敬遠しがちな設定変更ですが、セキュリティー対策とSEO対策にもなるのであれば、挑戦してみましょう!
私の利用しているサーバー「ロリポップ」では、比較的簡単に無料で変更することができました。
ググってみると多くの情報が出てきますので、参考にしながらなんとか完了できました。
ポイント
SSLとは、「Secure Sockets Layer」の略で、1994年にNetscapeによって開発された世界標準のセキュリティーテクノロジー。
インターネット通信を暗号化し送受信できる通信方法で、機密性の高い個人情報やクレジットカードの情報などを取扱う際にはSSLによる通信が利用されています。
「ロリポップ!」が無料の独自SSL
安価なサーバーで、初心者の人など「ロリポップ」を利用する場合が多いのではないでしょうか?
私もブログ運営を始めた頃は、サーバーに料金を支払うのに抵抗がありましたので、安価なプランで信頼性のあるサーバーを探していました。
利用者も多く、ネット上に情報も多く出ていたので「ロリポップ」と契約して、今もなお利用しています。
ロリポップには、『独自SSL(無料)』機能があります。
ロリポップ!が提供する無料の独自SSLは、ISRG(Internet Security Group)提供のLet's Encryptを使用します。
ポイント
非営利団体が運営しているLet's Encrypt
シスコ(Cisco Systems)、Akamai、電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation)、モジラ財団(Mozilla Foundation)などの大手企業・団体が、ISRG のスポンサーとして Let's Encrypt を支援しているので、無料でSSL化が出来るようです。
無料のSSL化から有料のものまであるSSL化ですが、個人ブログレベルであれば無料のもので十分とも言われています。
上記の理由から、このブログではロリポップには、『独自SSL(無料)』機能を利用することにしました。
また別の機会に記事にできればと思います!
ロリポップサーバー 簡単にできたSSL化
ロリポップでのSSL化は難しいこともなく、無難に終了しました。
特に大きなトラブルもなく終了できたので一安心です。
その後も大きなトラブルもなく過ごしていたのですが・・・
SSL化から1ヶ月が経とうとしている頃、Google アナリティクスを見つめていると、あることに気が付きました!
発見当初は特に気にすることもなかったのですが、あまりにも長い期間ゼロ行進だったので、流石におかしいと思いました・・・。
サーチコンソールを見てもゼロでした。
httpsに変更したらアナリティクスも変更が必要だった
Google アナリティクスは、自サイトのアクセス解析に重要なツールの一つです。
どんなキーワードで、滞在時間がどれぐらいで、1日のPVがどれぐらいで・・・など、サイトを解析するのに重要なデータが蓄積されて行きます。
なんて浮かれていると、気がついたら解析データが残ってない!なんてことになりかねません。
サイトのSSLが完了した次にやるべき事が、アナリティクスの変更作業です。
*アナリティクスを使っていない人には関係のないお話です。
「https」への変更後に必要な作業は、アナリティクスに設定している「URL」を「https」に変更すること。
安心してください。作業はめちゃくちゃ簡単です!
https化後のアナリティクス設定 変更手順
① アナリティクスへログインします。
② 左下の歯車マーク「管理」をクリックして設定画面へ移行します。
③ 中央「プロパティ」の「プロパティ設定」をクリックします。
④ デフォルトのURLの「http」をクリックすると「https」が表示されるのでクリックして変更します。
⑤ 最後に、下の方にある「保存」をクリックして終了です。
https化後のサーチコンソール設定 変更手順
「https化」後にアナリティクスの設定変更を行ったら、次にサーチコンソールの設定を行います。
https化したサイトをサーチコンソールで管理するには、新たにサイトを登録する必要があります。
登録方法は以前にも行なっていましたが、随分前に作業したので忘れている場合もあります。
私は忘れていました・・・。
[su_list icon="icon: check" icon_color="#f1444e"]
- ① サーチコンソールにログインします。
- ② 「プロパティの追加」をクリックし、表示された枠内にSSL化したサイトアドレスを入力します。
- ③ 「追加」ボタンをクリックします。
[/su_list]
ウェブサイトの追加の後は、所有権の確認画面へ移行します。
「http」の時からサーチコンソールを利用している場合は、すでにコードが貼り付けられているので作業は簡単です。
[su_list icon="icon: check" icon_color="#f1444e"]
- ④ 「別の方法」をクリック
- ⑤ 「Googleアナリティクス」を選択
- ⑥ 「確認」ボタンをクリックで完了。
[/su_list]
「所有権が確認されました」が表示されれば完成です。
https後サーチコンソールでサイトマップを送信する
サーチコンソールにhttps化されたウェブサイトの登録が完了し、所有権が確認された後は、サイトマップを送信します。
サイトマップがなんなのか今回の「https化」まで知りませんでした。笑
つまり、サチコを以前から設定していましたが、サイトマップを送信する事もなく、時間だけがすぎていました。
「無知はコスト」とよく言ったものです。
サイトマップとは、「サイト内のページをわかりやすく一覧にしたもの」
詳しくはわかりませんが、サーチコンソールでサイトマップを送信することで、Googleクローラーが自サイトにきてくれるそうです!
「サイトマップ」については、ワードプレスのプラグイン「Google XML Sitemaps」を使うと簡単にできます。