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両親の介護問題!団塊世代の親を持つ40代が両親の介護について初めて考えてみた!

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総合事業ヘルパー研修を受講して親の介護を真剣に考えてみた

先日、市町村が主催するヘルパー研修に参加する機会があり、介護について学ぶきっかけとなりました。
40代にもなると、両親は団塊の世代なのでこれから介護が必要になってくる年齢です。
親の介護について真剣に考えてみました。

 

大きな介護問題!親の介護は突然に

親の介護という問題は突然やって来ます。
それがどのような形で訪れるかはケース・バイ・ケースです。

ある場合は身体がだんだん衰えたり記憶が怪しくなったりで「もう一人で置いておくことはできない」というところから始まるし、ある場合は逆に、それまで元気だったのに突然の事故や病気で寝たきりになって大騒ぎになります。

事前に計画しておくことのできる介護シナリオは、全くありません。

どんな対策を事前に取ったとしても、起こることは常に想定外のことから始まるし、関係者の間で事前に分担を決めていたとしても、もめるときはもめるものです。

しかしながら高齢でも加入することができる医療保険に入っておくことは大いに役に立ちます。

介護は家計を圧迫する?少額保証でも保険に加入を考えましょう

常識から考えても高齢になればなるほど、さまざまな急性あるいは慢性の病気にかかって入院、という確率はどんどん高くなります。

たとえ保障そのものの額は低くても、必ず入院保障が終身特約として付加されている保険を選んで入っておいてもらいましょう。

我が家の祖父母のケースも、自分の頭がまだしっかりしていた時代に入っていたこの種の保険にどれだけ助けられたか…

ある年には脳梗塞で治療のため3カ月、リハビリのため専門病院に3カ月入院、というできごとがあったり、また別の年には一年間の間に3回2週間ずつ入院、ということもありました。

わずかな入院保障でもどんなに役に立ったことか、本当にありがたかったです。

祖父母の保険の入院特約は決して高くなかったのですが、給付金の申請に行った際に担当の方が「しっかり元を取ったね」と妙な感心のしかたをしたことを覚えています。

高齢の方は、まだ元気なうちに、入院特約が充実している保険に入っておくことをお勧めします。



介護の課題!両親の介護は誰の役目?

ところでお父さんあるいはお母さんの面倒(介護)を見ることは、家族のうちでだれの役目になるでしょうか?

近頃は少子化のおかげで、自分と配偶者の両親のすべてをいやおうなしに介護をしなければならない方もおり、そのような方は既に覚悟を決めておられるのではないかと思います。

しかし、兄弟姉妹が比較的多い場合はどうしたらよいでしょうか。

「それは長男の嫁の責任」とか「同居している子供の責任」だから、自分は最小限のかかわりで済む、と安心しているなら、あなたは甘いです。

特にあなたが独身(未婚・離婚・死別は問わない)であるなら、まず面倒を見るのは自分になるということを覚悟して下さい。

他の兄弟姉妹は「自分の家族があるから父や母まで責任は持てない」という言い訳ができるのです。
しかし独身だとその言葉は全く通用しません。

ご自分がバリバリ働いていて面倒を見ることができない、と考えているなら「収入に余裕があるから施設へ入れる費用面の負担を」という声がかかってくるかもしれません。

逆にもしご自分の生活に余裕があるのなら、間違いなくお父さんあるいはお母さんと同居して、細々とした面倒を見ることになることを覚悟しなければならないでしょう。

それでは、兄弟姉妹がすべて家庭を持ってる場合には、いったいどうなるのでしょうか?

誰かリーダーシップを取れる人がいるときは別として、負担はいちばん「人の良い」あるいは「面倒見の良い」誰かに回ってくると考えなければいけないでしょう。

結局は、お父さんやお母さんを好いていたとしても、負担が自分の耐える限界を越えそうになったら、誰でもはっきりと「No」というものです。

そして、例外的に人の良い人、自分の意思を強く主張できない人が「なんで私だけが」と愚痴を言いながら、それでも面倒をみることになるのです。

 

介護は精神的・金銭的に一人で抱え込まないで

それでは、さまざまな理由で親の介護を引き受けることになった人はどのようにしたらよいでしょうか?

そんな場合、絶対にすべての精神的・金銭的負担をひとりで背負い込まないようにしましょう。
自分では背負いきれないことは、かならず信頼のおける人に相談しましょう。

兄弟姉妹はもちろん一族の人々、仲の良い知人にだって、甘えてもかまわないのです。

 

介護保険制度を十分に活用しましょう!

お役所は最大限に活用しましょう。

特に介護保険の申請は忘れずに行うようにして下さい。
お役所はさまざまな有益なサービスを用意してくれていますが、必ずこちら側から申請の手続きを取る必要があるのです。

黙って我慢をしていても、決してお役所は自ら動いてくれないし、役に立つサービスを自分の側から教えてくれることはありません。

大概の場合はこちらから情報を入手して、役所に問い合わせをする必要があることを肝に銘じておく必要があります。

その他にも頼りになる人として、担当のケアマネージャー、民生委員、同様の経験をした知人などがあげられます。

場合によってはお父さんあるいはお母さんが入院した場合、その病院に専門の担当者がいることすらあります。

頼りになる人には積極的に相談して、得られる情報を活用し、お役所の手続きも面倒がらずに行って下さい。絶対に孤立してはいけません。これが良い介護の最も大切な秘訣です。

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