記録残業を30分減らす。記録の時短テク5つ
日勤業務が終わっても、そこから記録で1時間。「患者さんを見ている時間よりパソコンを見ている時間の方が長い」と感じたことはありませんか。
記録そのものはなくせませんが、書く順番と迷う箇所を決めておくことで残業を減らせる可能性があります。取り入れやすい順に5つ紹介します。
テク1:「あとでまとめて書く」を今日でやめる
これが全てと言ってもいい。ケアが終わるたび、その場で1〜2行でも入力する。記憶が新しいうちに書くと思い出す時間がゼロになるし、夕方に「何かあったっけ…」とカルテを遡る時間も消えます。
テク2:自分用の定型文リストを作る
看護記録の文章、実は同じパターンの繰り返しが多い。よく使う言い回し(清拭時の皮膚状態、食事摂取量の表現、疼痛の評価など)を自分用にリスト化して、単語登録や電子カルテのテンプレート機能に入れておく。ゼロから文章を考える回数を減らすだけで、1件あたりの記録が目に見えて速くなります。
テク3:観察した瞬間に「記録の文章」で覚える
バイタルを測りながら、頭の中で「体温36.8、呼吸音清、皮膚トラブルなし」と記録の形で言語化しておく。あとで文章化する工程が丸ごとスキップできます。慣れると無意識にできるようになって、これが一番の時短かもしれない。
テク4:書く前に「誰が読むか」を決める
記録に時間がかかる原因のひとつは、文章を上手に書こうとして手が止まることです。看護記録は作文ではなく情報共有。「次の勤務者が読んで動けるか」を基準にすると、迷う時間を減らせます。
テク5:残業した日は「何の記録に時間を食ったか」をメモ
1週間分をメモすると、自分が時間を取られている業務が見えてきます。入退院書類など特定業務に偏っている場合は、院内ルールに沿ってテンプレートを整備できないか確認します。
まとめ:それでも減らないなら「仕組みの問題」
- その場で書く(まとめ書きをやめる)
- 定型文リストと単語登録
- 観察の瞬間に記録の文章で覚える
- 「夜勤者が動けるか」だけを基準に書く
- 時間を食った記録を分析して対策する
ここまでやっても残業が減らないなら、それは個人の努力ではなく職場の仕組み(人員配置・記録システム・文化)の問題です。記録残業が当たり前じゃない職場も、実際にあります。
工夫しても変わらず「もう辞めたい」と感じているなら、根性不足と決めつけず、看護師を辞めたい気持ちを整理する判断軸も参考にしてください。
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